オカヤスの部屋

「へ〜そうなんだ」と思ったことや、過去の経験をジャンルを問わず綴っています。

5年前の自分に言いたい10のこと(アメリカ生活) - 第2回:ファーストフード店 -

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第2回となる今回はファーストフード店での出来事です。

第1回でアメリカに上陸した時のことを書きましたが、到着したのがお昼の少し前だったのとお腹が空いていたので(着陸前に機内食は食べていたのですが。。。)、食事をすることにしました。

1. アメリカと言えば...

私の中では「ハンバーガ」とのイメージだったので、同僚イチオシのお店に向かいました。

In-N-Out Burgers(https://www.in-n-out.com/)

日本未進出のこちらのハンバーガ屋さん、同僚曰く、味が最高とのこと。話を聞いてみると、素材の新鮮さが売りとのことで、

・肉などの素材に冷凍物を使っていない

・フレンチフライは店内でジャガイモを切って油で揚げる

なので、肉などはお店近隣の地元から仕入れているようです。

後々、他のハンバーガ店にも色々と行ったのですが、In-N-Out Burgersは他と比べて味は良いのはもちろんのこと、店員さんが皆、生き生きとしていました。聞いた話では、店長さんの年収は1000万円を超えるそうで(別の機会に書こうと思いますが、シリコンバレーで年収1000万円は生活するのにはギリギリの年収です。。。)、店員さんの時給も比較的高いのではないかと思います。

余談ですが、英語の得意な方はご存知かと思いますが、「In-N-Out」の「N」は「and」の省略形で(「Rock'n Roll」の「n」と同じ)、「イナナウト」みたいに発音します(カタカナでの表記は難しいですね)。

2. 注文

マクドナルなどのハンバーガ屋さんと同様に、レジ前に並びました。レジの店員さんの頭上にメニューパネルがあり、

Double-Double

Cheese Burger

Hamburger

French Fries

Beverage

と表示されていて、さらに「Combo #1」(Double-Doube、French Fries、Beverage)といったセットメニューが書いてありました。何ともシンプルなメニューだと思った記憶があります。

そして私の順番となり店員さんに「#1 please」(「Combo #1」のつもりで言ったのですが、今考えれば何ともぶっきらぼうな言い方です。。。)と伝えたところ、店員さんから返ってきた言葉が

オニ.....

英語力には少し自信があったのですが、何のことか分からず一瞬思考が停止してしまいました。結局、問い返すこともできずに「Yes」と返事しました。

3. 「オニ...」の正体

その後、何度かIn-N-Outを利用したり多少現地英語に慣れてきた頃に、「オニ...」は「オニオンを入れるか?」と店員さんが言っているという事がわかりました。ハンバーガにはレタスとかチーズが挟まっているのですが、なぜオニオンだけ聞いてくるのかが未だ不明です。もしかしたら、オニオンの苦味が肉の味を邪魔すると考える人が多いのかもしれません。

ちなみにIn-N-Outはハンバーガのアレンジが色々とできます。お店のメニューは上述した通りシンプルですが、例えば炭水化物を摂りたくない人はバンズ(パン)をレタスに変えたり、オニオンの焼き加減、フレンチフライの揚げ具合も対応してくれます。多民族国家アメリカならではといった感じで、個々の要望に可能な限り応えてくれます。

4. 過去の自分への一言

「自分に自信を持て。だが過信はするな。」

学校英語とナマの英語の違いを身をもって感じた出来事でした。

 

余談:

写真の左側は店員さんがかぶっている紙製の帽子で、店員さんに言えば貰えます。

 

(第3回へ続く)