オカヤスの部屋

「へ〜そうなんだ」と思ったことや、過去の経験をジャンルを問わず綴っています。

5年前の自分に言いたい10のこと(アメリカ生活) - 第1回:アメリカ上陸 -

みなさんは海外生活を経験されたことはありますでしょうか?

旅行とは異なり、その地で生活すると言葉はもちろんのこと習慣も異なることから、驚きと面白さを感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。この連載では、私がアメリカで生活していた時に経験したことを振り返り、今の自分から過去の自分に対して言いたいことを通して、皆様の生活で何かの参考になって頂けると幸いです。また、皆様のご経験談など感じられたことをコメントいただけますと大変嬉しいです。

なおこの記事シリーズは、筆者がアメリカに駐在していた2015年〜2019年にかけて経験した内容に基づいています。現時点の最新状況と異なる場合がありますので、ご注意ください。

1. はじめに

今から5年前、会社の業務でアメリカのカリフォルニア州に駐在することとなりました。カリフォルニア州はアメリカ本土の西海岸(太平洋側)に面した州で(下図の赤丸)、州都は「サクラメント」という場所です。州の広さは日本の領土とほぼ同じで南北に伸びています。私の住んでいたところは1年を通じて温暖で空気も乾燥しており、過ごしやすい気候でした。

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私自身は30歳半ばまで海外渡航の経験が無く、飛行機にすら乗った事がありませんでした。それから10年後に異国の地で生活することになろうとは予想もしていませんでした。

2. はじめの1歩

日本では秋の季節へと移り変ろうかという時期に、カリフォルニア州のサンノゼ空港に降り立ちました。サンノゼ空港は観光地として有名なサンフランシスコから車で1時間程度南下した場所に存在する地方空港です(下図)。こじんまりした空港だなというのが第一印象で、滞りなく入国審査をパスして空港の外に出ました。

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「暑い・寒いが同居している」というのが気候で感じた第一印象です。日向に出れば強烈な太陽光で暑く、日陰に入れば低湿度のせいか寒いくらいの寒暖差があります。

皆さんはカリフォルニアには行ったことがありますでしょうか?

観光で行かれたことがある方でしたら、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴなどの都市、ヨセミテ、セコイアなどの大自然、ナパに代表されるワインなどが思い浮かぶのではないでしょうか。

サンノゼは「シリコンバレー」と呼ばれるIT(Information Technology)企業が密集する地域の南端に位置しています。ITに関わる仕事をしていましたが、「シリコンバレー」という名前は聞いた事があったものの、「サンノゼ」という地名は知りませんでした。とにもかくにもIT業界では「シリコンバレー」は超有名な場所で、Apple、Facebook、Googleなど日本でもお馴染みの企業の本社もここにあります。

さて、空港の外出た私は既にサンノゼで活動していた同僚に出迎えられて、彼の運転する車に乗り込みました。期待と不安が入り混じった中で、日本では見た事がないカリフォルニアの青い空が心に残っています。

3. 過去の自分への一言

「やっと海外で仕事ができるチャンスを得る事ができたな。おめでとう。だが、ここからまた新たなスタートだ。何事もとにかくエンジョイしろ!」

 

(第2回へ続く)

 

【改訂履歴】

2020年10月22日
本記事シリーズは2015年〜2019年当時に著者が経験したことに基づく内容である旨を追記。